CORELSURE MAINTENANCE の利用条件

1. はじめに

下記の CorelSure Maintenance 利用条件(以下、「CorelSure 利用条件」といいます)は、適用される契約書に記載されたすべての条件を補足し、これに従うものであり、これによりかかる契約書に組み込まれるものとします。CorelSure 利用条件は、ソフトウェア製品(以下に定義)のサポートおよびメンテナンス サービスの提供について規定するものです。CorelSure 利用条件において別段の定めがない限り、本文書にその定義が記載されていない本文書で使用される二重カギ括弧(『』)で括られた用語は、契約書にその定義が記載された意味を有するものとします。本文書で使用される「契約書」という用語は、お客様(「お客様」)と Corel Corporation(「Corel」)との間のビジネス ユーザー使用許諾契約書またはマスター エンタープライズ ソフトウェア使用許諾契約書を意味します。お客様が Corel とマスター エンタープライズ ソフトウェア使用許諾契約を締結している場合、「お客様」とは、当該契約書に与えられた定義の意味を有するものとします。

2. 定義

以下の用語は、それぞれ以下の意味を有するものとします。

2.1エラー」とは、重要な点においてソフトウェア製品が『関連文書』に適合しない重大な失敗を意味します。

2.2エラー修正」とは、ソフトウェア製品に加えられることにより、ソフトウェア製品を『関連文書』に実質的に適合させるために行う修正もしくは追加、またはソフトウェア製品の通常の操作において、かかる不適合による実質的な悪影響を回避することが確認される手順もしくはルーチンのいずれかを意味するものとします。

2.3ライセンス」とは、『サブスクリプション ライセンス』および / または『永久ライセンス』を意味します。

2.4通常勤務時間」とは、月曜日から金曜日までで、北米および南米においては東部標準時の午前 9 時から午後 5 時、欧州およびその他すべての地域における中央ヨーロッパ時間の午前 8 時 30 分から午後 4 時 30 分までの時間を指します。米国、欧州連合および / またはカナダにおける法定休日を除きます。

2.5メンテナンス期間」とは、『ライセンス証書』に別段の定めがない限り、(a)お客様がサブスクリプション ライセンスを購入された場合には、『サブスクリプション ライセンス』の購入日から始まり『サブスクリプション ライセンス』の有効期間の最終日に終了し、(b)お客様が『永久ライセンス』によりソフトウェアのメンテナンス サービスを購入した場合にはメンテナンス サービスの購入日から 1 年間というメンテナンス サービスの期限を指します。

2.6メンテナンス価格」とは、『永久ライセンス』を使って、ソフトウェア製品のために購入されたメンテナンス サービスの場合、Corel または Corel の認定再販業者により公開された購入時における『永久ライセンス』 1 つあたりのメンテナンス サービスの希望小売価格を意味します。

2.7メンテナンス サービス」とは、本 CorelSure 利用条件の第 4 条に記載されたライセンスが取得されたソフトウェアのメンテナンス関連のサービスを意味します。メンテンナス サービスは、すべての『サブスクリプション ライセンス』に含まれています。ソフトウェアの『永久ライセンス』の場合、メンテナンス サービスは、別途のメンテナンス価格を支払って購入する必要があります。

2.8対応バージョン」とは、Corel からメンテナンスの対象であると通知されたソフトウェア製品の最も新しいバージョンおよび最大 2 つ前のバージョンを意味します。

2.9ソフトウェア製品」とは、以下のソフトウェアを指します。CorelDRAW Graphic Suite / CorelDRAW Standard /CorelCAD / CorelDRAW Technical Suite、Painter / PaintShop Pro / Particle Shop / AfterShot Pro、Paradox、Photo Video Bundle、Word Perfect Office Standard /Professional、CorelDRAW.X、CorelDRAW.X、CorelDRAW.X、CorelDRAW.X、CorelDRAW.X、CorelDRAW.X、CorelDRAW.X、CorelDRAW.YAPP、Corel PDF Fusion、VideoStudio、WinDVD、Roxio Creator Palladium / Roxio Creator / Roxio Toast、WinZip Standard、WinZip Pro and WinZip Enterprise(Courier を含みます)、WinZip Courier、WinZip Self Extractor、WinZip SafeMedia Enterprise.WinZip、Roxio Creator、WinDVD、Roxio Toast、WinZip Pro、WinZip Enterprise、Courier、WinZip Self Extractor、WinZip SafeMedia Enterprises

2.10アップグレード」とは、お客様が以前にライセンスを取得した元のバージョンの後継または代替となる新しいバージョンを意味します。

2.11バージョン」とは、Corel が個別のライセンス製品として適宜導入し、販売するソフトウェア製品の版を意味します。これらの版は、Corel が一般に公開するプログラムおよびポリシーにおいて個別のバージョンとして表され、発売された年を含む小数で指定されています。新バージョンは通常、小数点の左側の数字を変更することで指定されます。

3. アプリケーション

本 CorelSure 利用条件は、ソフトウェア製品の『サブスクリプション ライセンス』に含まれたものであるか、『永久ライセンス』を通じてソフトウェア製品をサポートするためにお客様が別途購入したものであるかにかかわらず、あらゆるメンテナンス サービスに適用されます。

4. CORELSURE MAINTENANCE およびサポート

4.1メンテナンスの範囲。メンテナンス期間中、Corel は、本契約書の条件に従い、すべてのソフトウェア製品に関して、以下のメンテナンス サービスをお客様に提供します。

(a)アップグレード。お客様は、(i)Corel により、一般的にアップグレードが入手可能となった時点でアップグレードを受け取り、(ii)お客様が購入したライセンス数を上限として、かかるアップグレードのコピーをインストールして、ソフトウェア製品の以前のリリースのコピーと置き換えることができます。

(b)ダウングレード権。お客様は、ソフトウェア製品を同じソフトウェア製品の任意の対応バージョン(以下「ダウングレード バージョン」といいます)にダウングレードする権利(以下「ダウングレード権」といいます)を選択することができるものとします。『永久ライセンス』を有し、ダウングレード権を行使したお客様が理由の如何を問わず、メンテンナンス サービスを中止する場合、お客様は以下を行う必要があります。(i)使用するバージョンをメンテナンス サービスを中止する時点で利用可能な最新バージョンに戻し、(ii)管理または所有する利用可能なすべてのダウングレード バージョンの使用を中止し、破棄すること。メンテナンス サービスの中止後、お客様が任意の時点で新たなメンテナンス サービスを必要とする場合、(i)お客様は、その時点で有効なソフトウェア製品の『サブスクリプション ライセンス』(利用可能な場合)を新たに購入するか、または(ii)所有する『永久ライセンス』に新たにメンテナンス サービス(利用可能な場合)を購入し、ソフトウェア製品の対応バージョンにアップグレードしなければなりません。お客様のソフトウェア ライセンスを使って、ソフトウェア製品の最新バージョンを使用できない場合、本ソフトウェア製品が相互運用を意図している他のアプリケーションまたは第三者の製品もしくはサービスと相互運用できないためである場合があります。

(c)製品発売のガイダンス。お客様は、メンテンナンス期間中、製品発売ガイダンスおよびその他の製品ガイダンスのウェビナーにアクセスすることができます。お客様は、ウェビナーのライブ セッションに招待されます。また、過去の録画セッションにもアクセスいただけます。

(d)多言語の使用。お客様は、1 台のコンピューターにつき一度に 1 人のユーザーをサポートするために、お客様がライセンスを取得したソフトウェア製品と同等のバージョンの一部または全部をサポートされる言語で使用することができます。

(e)マルチ プラットフォームでの使用。お客様は、ソフトウェア製品と同等のバージョンを、対象とする Windows または macOS オペレーティング システム(Unix および Linux プラットフォームを除く)上で使用することができるものとします。

(f)一元管理およびコンプライアンス。お客様は、ソフトウェア製品の 1 コピーのサーバー イメージを 1 つ作成し、ライセンス キーを 1 つ使用して、「プッシュ」または「プル」方式でユーザーのワークステーションにそのコピーをインストールすることができるものとします。さらに、お客様は、サポートされている場合、ソフトウェア製品の管理者権限およびユーザー権限に関する特定のインストール設定をカスタマイズし、強制することができるものとします。「プッシュ」方式では、使用レポートが自動作成されるため、ライセンス コンプライアンスが簡素化されます。

4.2サポートの対象範囲。メンテナンス期間中、Corel は、本契約書の条件に従い、通常業務時間内に、ソフトウェア製品のサポートとして、以下のメンテナンス サービスを提供するものとします。

(a)Corel は、電子メールのみ、ドメインから、 www.corel.com/jp/support/ から、および www.winzip.com/en/support/ からお客様の問題に対応し、ソフトウェア製品の使用に関する支援を提供し、かかる電子メールの受領後 24 時間以内に応答するよう適切な業務努力を行って技術支援サービスを提供します。

(b)Corel は、報告を受けた検証可能かつ再現可能なエラーについて、Corel の標準的な報告手順に従って、以下の重要度に分類されるエラーを修正するためにあらゆる妥当な努力をする責任を負うものとします。

  • (i)優先度優先度 1:通常の使用においてシステムのクラッシュを引き起こすエラー。Corel は、かかるエラーが存在することを確認してから 2 営業日以内に、エラー修正の開発に向けて真摯な態度で作業を開始します。
  • (ii)優先度 2:通常の使用において、ソフトウェア製品のクラッシュを引き起こすエラー。Corel は、かかるエラーが存在することを確認してから 5 営業日以内に、エラー修正の開発に向けて真摯な態度で作業を開始するものとします。
  • (iii)優先度 3:その他のエラー。Corel は、ソフトウェア製品の通常の一般的なメンテナンス サイクル過程において、エラー修正の開発に向けて真摯に作業を開始するものとします。

(c)エラー修正の完了後、Corel は、エラー修正を実施するための十分なプログラミングおよび操作指示で構成された「一時的修正」を通じて、エラー修正を提供するものとします。Corel は、ソフトウェア製品のその後のすべてのアップグレードにかかるエラー修正を含めるものとします。Corel は、ソフトウェア製品の対応バージョン以外のバージョンのエラーを修正する責任を負いません。

5. 制限、除外および免責事項

以下の用語は、それぞれ以下の意味を有するものとします。

5.1Corel は、ソフトウェア製品の対応バージョンに対してのみメンテナンス サービスを提供する義務を負うものとします。

5.2Corel は、ソフトウェア製品のアップグレードが作成されること、または作成された場合、そのアップグレードがいつ商業的に利用できるようになるかを保証しません。特定のアップグレードを利用するには、本文書の CorelSure 利用条件における特定の条件に追加される、またはそれに代わるライセンス条件にお客様が同意することが要求される場合があります。お客様がアップグレードの条件に同意しない場合、お客様は これを 10 営業日以内に Corel に通知しなければならず、かかる場合は、お客様のアップグレードを使用する権利は終了します。

5.3除外事項にかかる費用。お客様が Corel に報告したソフトウェア製品の明らかなエラーまたは問題がお客様またはそのユーザーの行為または不作為、ソフトウェア製品とお客様または第三者のハードウェアまたはプラットフォームとの統合、適格でない人員の使用、ユーザーによるエラー、お客様または第三者によるソフトウェア製品の改変、ソフトウェア製品の古いバージョンの使用、または契約条件に従わないことに関連または起因する場合(「除外事項」)、(a)Corel は、要求されたサポートが除外事項に関連することをお客様に通知し、その時点での Corel の時間給をお知らせし、(b)要求されたサポートが記載された作業明細書にお客様が署名することにより、その時点での Corel の時間給で要求されたサポートを提供することを望むことを明確に認めた場合、かかるサポート作業に伴う時間および経費は、その時点での時間給で Corel が請求し、請求書受領後 30 日以内にお客様により支払われるものとします。

5.4免責。 契約書および本 CORELSURE 条件に明示的に規定されている場合を除き、COREL は、本文書に基づいて提供されるメンテナンス サービスに関する一切の保証および条件(商品性、耐久性または特定目的への適合性に関する保証または条件を含みますが、これに限りません)を明示または暗示にかかわらず明示的に否認し、かかるサービスはすべて「現状のまま」で提供されるものとします。

6. 所有権

6.1アップデート、アップグレード、エラー修正の利用。Corel がお客様にエラー修正、アップデート、アップグレード、または新しいプログラムもしくはコンポーネントを含むその他のプログラム、または除外事項に対処するために Corel が作成したコンパイルもしくは派生的著作物(以下総称して「Corel プログラム」)を提供する限り、お客様は、契約書の条件に基づいてライセンス取得されたソフトウェア製品の権利および制限と矛盾しない方法で、ソフトウェア製品に関連してかかる Corel プログラムを使用できるものとします。

6.2制限。お客様は、契約書の条件により明示的に認められた場合を除き、Corel プログラムまたはその複製、翻案、転写もしくは結合された部分を使用、複製もしくは変更しないものとします。本 CorelSure 利用条件の第 6.1 条および第 6.2 条に基づくお客様の権利は、お客様が契約書に基づきソフトウェア製品を使用する権限がある限り、有効に存続するものとします。契約が終了した場合、お客様は、Corel プログラムを返却または破棄し(ただし、すべてのサブスクリプション ライセンスが失効し、永久ライセンスが存在しないことが条件)、その他契約書に定められた終了規定に従うものとします。

6.3知的所有権。Corel プログラムは、そこに具現化された関連する知的財産権(「IPR」)を含め、お客様、ユーザー、その従業員または請負業者がかかる著作物の構想に貢献し、その開発に参加し、または著作物の使用料を Corel に支払ったかどうかにかかわらず、Corel の唯一の財産であり、かつ今後もそうであるものとします。かかる著作物(そこに具現化された関連する知的財産権を含む)に対する排他的所有権を確立し、完全なものとするために、譲渡または承認を示す文書の提出を含め、お客様は、Corel が合理的に要求するさらなる行動を適宜取り、あらゆる手段を実行するものとします。

7. 解釈と終了

7.1当事者は、本 CorelSure 利用条件がサービスに関する合意としてのみ解釈されることを認めるものとします。本 CorelSure 利用条件のいかなる条件も、物品の販売と解釈されることはないものとします。

7.2お客様が本 CorelSure 条件に違反した場合、Corel は、お客様への通知の有無にかかわらず、いつでもメンテナンス サービスを終了または停止することができるものとします。これには、期限までに適用される料金を支払う義務の違反を含めますが、これに限定されません。終了時に、Corel のメンテナンス サービス提供の義務は直ちに終了するものとします。

7.3本 CorelSure 利用条件は、 2022 年 3 月 8 日に更新されました。本 CorelSure 利用条件の旧版については、 www.corel.com/en/corelsure-maintenance-terms-and-conditions/2018/をご覧ください。